おおまかなところは前の記事で書いたけど、クリア記念にもう少し書いてみる。
先述の通り、評判を聞いても最初は全くその気がなかった『Gravity Daze』。
■だってアクションだよ?
アクション超苦手なんですよ奥さん。『スーパーマリオ』自力でクリアできないくらい。なので、アクションとつくものは基本スルー。
■タイトル長い……
異様に長い、しかも妙に小難しいサブタイトルって警戒するよね普通?
とはいえ耳目に入る評判も気になるので、とりあえず体験版をやってみた。
■浮遊感?
これは単に自分の期待と違うってだけなんだけど……自分が思っていた浮遊感=ふわふわと浮かぶ感じと違っていた。確かに地上から浮き上がるときは一瞬そんな感じだけど、そこからは一方向にだーっと進む感じで、浮かぶというより飛んでいくという印象。
■やっぱりうまく操作できない
マーカーを飛び越すのは当たり前。自分の位置ロストしまくり。圏外まで飛んでいって戻されること度々。敵に飛んでいってキック当てるとか見果てぬ夢。
それでも体験版クリアまで行ったものの、どうやってクリアしたのか自分でも分からないという……やっぱ向いてないわーとこの時点でも購入するつもりゼロだった。
しかしそれでもひっきりなしに入ってくる絶賛・高評価の声。えーそうなの?ダマされてみた方がいい?と未練たらたらしているところに、「製品版は体験版と別物」という一撃が来て、とうとう根負けしたのは先述の通り。えーいダメでもご祝儀だー。Vitaなくなってほしくないしな。
そして数時間プレイして、高評価の理由を実感することになる。
■オープンワールド楽しー
ゲームのレビュー記事見ていると、よく「オープンワールド系の……」と出てくるけど、実は意味するところを知らなかった。オープンワールドの性質上、どうしてもアクション要素が必要なわけで、自分が今まで触れる機会がなかったのも当然ですわな。
そんなわけで、オープンワールド初体験。――「見えるところはどこでも行ける」というだけで何でこんなに楽しいんだろう。しかもこれは重力無視で本当にどこでも行ける。橋の下、線路の裏、空飛ぶ乗り物の上……人々が立っている地面の裏側でさえ。
体験版ではすぐに「ここ行けあそこ目指せ」だったのでうまく操作できないストレスの方が高かったけど、製品版ではミッションに入らなければ自由にどこでも行ける。実はミッションこなすより、意味もなく街を飛び落ちまわってる時間の方が長かったかもしれない(笑) おかげで操作も、下手くそながらどうにかできるようになったとさ。「製品版は体験版と別物」の意味がよく分かりましたよええ。
さらに、そこいらにあるベンチやドラム缶は持ち上げたりぶん投げたり壊したり。通行人すら一緒に飛んでいく。たまにミッションでそれを使うこともあるけど、基本それだけっちゃそれだけ。でももしこれがなかったら……世界が少し色褪せてしまうのかな、と今では思う。無駄こそ世界の糧。そこにいる、手応えを感じるための。
■音楽イイ!
バリバリ冒険活劇なタイトル曲に、第一印象は「派手で目立ちすぎじゃない?」。最近のゲームは画面がリッチになった分、音楽は控えめなのが多いせいか。でも慣れてきたら気にならないどころか、すげーいい!となってサントラまで買ってしまい、クリアした今でもヘビロテ。単体でここまで聴き込んだゲーム音楽は久しぶりかも。「目立ちすぎ」と感じるぐらい“立っている”音楽だからこそ、単体でも十分聴き応えあるんだわな。
■難易度ゆるい
ストレス溜まらない程度には操作できるようになったとはいえ、最後まで位置ロストしまくりだったし、実は重力スライドとか全然使ってませんええ。手つかずのチャレンジミッションも多数。それでもクリアできるぐらいゆるい。アクション苦手で尻込みしている人はぜひ再考を。
■ビジュアル&世界観が好み
女主人公な上、絵柄も萌え媚び系ではなく好印象。昔のヨーロッパ風で雰囲気のある街並み、どこか退廃的な空気――舞台に存在感がある。ツボりました。
そんな感じで、どうにかこうにかクリアまで。追加コンテンツまで買ってしまった。不満な点もないではないけど、些末なことに思えるぐらい楽しかったー。続編を正座して待つレベル。
【以下ネタバレ】--------------------------------------------

